はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

News&Report

寺子屋 さらし講座

七月におこなわれた『さらし講座』の第2回目。 腰痛時(特に急性期)の骨盤(というか仙腸関節)の固定は、現在ではいわゆる骨盤ベルトやマジックテープで固定するような簡易型の装具が用いられることが多いですね。「便利なものがいろいろあるんだから、さ…

林成之先生講演会 『成功する人への脳コントロール』

イビチャ・オシム(元サッカー日本代表監督)を奇跡的に救った『脳低温療法』の開発者で「勝負脳」の提唱者である林成之先生の(日本大学 大学院 教授・脳神経外科医)の講演会に行ってきました。「勝負に勝つための脳のコントロール」というとイメージトレ…

鴻仁先生の灸頭鍼入門

長野仁先生の臨床例の公開って今回が初だったんだそうです。昨年の多賀大社フォーラムで鴻仁先生の灸頭鍼がいかに効くかという話を聞き、また『鍼灸ジャーナル』の4号での松田博公さんとの対談の中でちらりと出てきた「顔面神経麻痺へのZ鍼」(誌上ではプラ…

 vol.40 鍼灸祭

18日(日)に湯島聖堂にて開催された鍼灸祭に参加しました。 例年ですと、大成殿で祭礼が執り行われるのですが、常設展のため今年は講堂での祭礼となりました。 鍼灸の世界には多くの流派、団体があります。 それぞれに依拠する論理や師と仰ぐ先達が異なる…

vol.39 鍼灸祭

一昨日、湯島聖堂にて第28回 鍼灸祭が開催されました。 当日は文字通りの五月晴れ。会場からあふれ出るほどの参加者が集まり、艾の燃える匂いが漂う中、荘厳に式が進行していきます。一般参加者も拝礼することが出来ましたので、「いつも、ありがとうござ…

 vol.47 「診極図説 第3回」 長野 仁 先生

「『診極図説』の解説」というだけにとどまらず、そもそも腹診は「いつ?どこで?誰が?何のために?」起こったものなのか、その起源と思想を紐解いていくという非常にディープな内容でありました。さらに、その時代背景や登場人物たちの相関図などにも当然…

 vol.46  大師流小児はり 初心者講習会

小児鍼といえば大師流。各流派や個人で、てい鍼を用いた独自の小児鍼を工夫してされている先生は多いと思うが、大師流の谷岡先生ほど多くの患者さんに触れている鍼灸師はいないだろう。大師流を知らずして小児鍼は語れず。そう思い、東京で初心者講習会が開…

 vol.45  身体作り講座

※さすがにノートをとっていない実技の講座は、2ヶ月以上経つとどう書いてよいやらです。ですので、今回も内容は割愛。感想のみ!今回は、身体作りしながら患者さんの運動指導のネタも一緒に仕込んでしまおうという欲張りな内容で患者さんの健康増進にも安心…

 vol.44  第1回伝統医学史セミナー in 京都

※2ヶ月以上経っての更新となってしまいました。具体的な内容はざっくり割愛してます(爆)。雰囲気が少しでも伝わればいいかなーと思います。曲直瀬道三と御薗意斎が活躍した地、京都で開催された「第1回伝統医学史セミナー」に参加しました。参加するかどう…

 vol.43 『杉山眞伝流』中之巻 勉強会 第3回

四月ということで、今月から参加されている方への説明として本勉強会の趣旨の説明からスタート。 大浦先生は「まあ、自分の勉強のために…」とニコニコ顔で切り出された後、少し表情を引き締めてこう仰った。 「『杉山眞伝流』には現在の臨床に役に立つ情報が…

記事を引っ越します。

今後は双雲堂の本棚にて[News&Report]の記事を更新していく予定です。追記:2009年8月末にて「双雲堂の本棚」を閉鎖することにしました。[News&Report]カテゴリの内容はこのサイトにて記事を更新する予定です。

 vol.42 漢方鍼医会本部会 4月例会

午前:第14回学術総会 会長講演 「伝統医学について」福島賢治先生 正直に書きます。 会長講演の前の総会で司会の大役を仰せつかってしまい緊張していたのと、前日も23時まで往診していたので、任務終了し椅子に座ったとたんほっとしたのか、猛烈な睡魔に襲…

 vol.41 腹診を基礎とした太極療法 南 利雄先生

経絡治療の大家も、中医学の老師もよくよく見るとみんな「反応点治療」をやっている! 「お腹という誰がやっても、自分が施術を受けても、その変化の確認が容易な部位を用いての太極療法をマスターすれば、卒業したてのほやほや鍼灸師だって、そこそこ治せる…

 vol.40 東京漢方鍼医会 3月例会

午前:症例発表「脳脊髄液減少症の治療と一症例」 演者:平地最近TVなどでも取り上げられ知られるところになった「脳脊髄液減少症」という疾患がある。 交通事故による鞭打ち損傷の後遺症や外傷後の不定愁訴などで、実は「脳脊髄液減少症」だったという潜在…

 vol.39 「鍼灸治療院繁栄の秘訣」@東京&身体作り

寄金丈嗣先生による福岡での講演の再演です。 福岡にも参加して、この東京講演にも参加した人が11名いたそうですが、私もその一人。 「テーマは同じでも、同じ話をする訳ない!」と みんな思っていたのだと思いますが、出だしのマクラも違えば、中身のエッセ…

 vol.38 漢方鍼医会本部会 3月例会

午前(訳あって欠席。一応演題だけ記載しておきます) 「脉状診について」 福島賢治先生 「腹部疾患の治療-2」 二木清文先生午後 取穴「膀胱経」 指導:二木清文先生 委中、委陽の取穴する際のポジショニング要注意。膝を屈曲させて穴をしっかり出させること…

 vol.37 『杉山眞伝流』中之巻 勉強会 第2回

※受講から一ヶ月以上経ってしまいました(^_^;)。 ノートを見ながら覚えている範囲で書いてみます。 テーマ「中之巻第二」85病症 「中之巻第二」は2代目総検校・三島安一の撰によるもので、九十六術を駆使した85の病症が述べられている。これに対応するのが3…

 vol.36 東京漢方鍼医会 2月例会

今月は、午後からの橋上先生の発表に関連し、肺と心の生理について復習するところからスタートです。 というか、午後の実技も主訴は咳でしたので、一日を通じて一貫性のある内容となりました。 午前 「肺と心の生理について」 吉田先生 まず、入門講座で受け…

vol.35 「世界を知る」講座 正木晃先生 第2回

第2回のテーマは「ブッダと仏教から読み解くインドの歴史」です。 90分という短時間で、ブッダの誕生からチベットや中国、そして世界へ普及していくまでをダダーッとランニング! 正木先生は密教がご専門だけに、かなりしゃべり足りない様子でしたが、終了時…

vol.34 『杉山眞伝流』中之巻 勉強会

大浦慈観先生の『杉山眞伝流』の勉強会に参加しました。 大浦先生特注の鍼管を、そのあたりの柔らかさと重量感(打鍼と同じ重さにしてあるのだそう)に惹かれ、打鍼的な使い方も出来るというので、腹部の調整に使いたいと思い購入したものの、なかなか使いこ…

vol.33 漢方鍼医会本部会 臨床家養成講座 2月例会

午前 第一席 『選穴論の実際』 堤 卓郎先生 「なぜ、そのツボを使ったのか?」その理由を他者に分かるように説明できなくてはいけない。 「さあ、あなたはなぜそのツボに鍼をしたの?」ということである。 事前に詳細かつ膨大なレジュメがメーリングリストで…

vol.32 福岡は熱かった!

一昨日〜昨日、福岡に行ってきました。 まあ、毎度のことですが地方で学会や勉強会があるときの参加動機の多くは「美味しいもの(&お酒)が食べられそうだ」という直感です。「遊びで行くんじゃない、勉強、勉強」という言い訳もできますし(^_^;)。というわ…

vol.31 東洋はり医学会 新春講座「手から手へ!伝えるなら手を作ろう」

「手から手へ!伝えるなら手を作ろう」と題された、長野仁先生と六然社主宰の寄金丈嗣先生による講座に出席しました。 「手から手へ」を提唱している東洋はり医学会から、鍼灸師ための手指トレーニング理論である「唯掌論」を提唱している長野先生と、そのよ…

vol.30 「世界を知る」講座 正木晃先生

最近ではマンダラ塗絵の監修で知られる宗教学者(なかでもチベット密教がご専門)の正木晃先生による「世界を知る」講座 第1回に出席しました。 私は歴史全般が苦手で、日本史のほうが覚えることが少なそうという動機で、共通一次(年がばれます)も日本史を…

vol.29 日本内経医学会研究発表

日本内経医学会の研究発表を聞きに行ってきました。 自分に理解できるのか?という一抹の不安を抱えながらも、参加費無料でしたので…(^_^;) さて、私の古典に対する理解度レベルは、スキーに例えるとボーゲンしか出来ないレベル(でも皆さん、ボーゲンさえ出…

vol.28 『診極図説』その2

長野仁先生による瀬丘長圭作『診極図説』の解説講座の2回目に出席。 前回は『診極図説』はなぜ必要か?という解説の前の下地作り的内容&貴重な打鍼実技公開!でした。 今回はいよいよ発刊されたばかりの『診極図説』が配られ、解説していただく予定だったの…

vol.27 東京漢方鍼医会 12月例会

午前 「気血津液と69難、75難」 小野夏美先生 11月の本部会、研修部においての講義を、東京地方会で再演していただくことになりました。 この講義には興味があり、後で録音テープを購入しようとしていたところだったので得してしまいました(^_^)v。 難経の中…

vol.26 漢方鍼医会本部会 臨床家養成講座 12月例会

午前 第1席 「見立て、治療の方針を語る、病理、治療観を持つことの重要性」 中本功一先生 もっとも印象に残った締めの言葉から。 「自分なりの治療理論があれば、他の先生の話を聞くときに、二人の先生の意見が違った場合、その間でうろうろせずに済む。そ…

vol.25 漢方鍼医会本部会 臨床家養成講座 10月例会

午前 第1席は「開業の準備と実際」小林浩二先生 私も開業して早半年が過ぎました。 当院はベッド1台でひとりで細々とやっているので、いろんなことが必要最低限の仕様となっています(笑)。ですので他の先生が開業にあたりどんなご苦労をされたのか、お話を…

vol.24 日本伝統鍼灸学会 大分大会

日本伝統鍼灸学会大分大会に参加してきました! 別府温泉に惹かれて、学会参加はなかば口実のようなもの。一日多く休みをいただき翌日には湯布院まで足をのばし、のんびりしてきました。 今回の旅行は(旅行じゃないよ、学会参加だって!)、父の快気祝いの…

vol.23 東京漢方鍼医会 10月例会

午前:吉本ふみ子先生と私の二人による「不妊症について」 診療所研修をしていた頃、不妊症の患者さんを何名か担当させていただきました。 実際に患者さんと接する前の私の認識は「鍼灸はあくまで補助的な役割にとどまるもので、鍼灸治療を併用する事で現代…

vol.22 『診極図説』新刊記念解説講座

この秋、六然社から刊行される『診極図説』(瀬丘長圭著)の解説講座に参加しました。 2回シリーズの第1回目で、『診極図説』の解説は2回目に行われる予定で、今回は『診極図説』は何故必要か?というお話。 『秘鍼要語集』(岡本一抱著)の解説と腹部の…

vol.21 刺絡の勉強会

日本刺絡学会の講習会に出ている友人が声を掛けてくれ、昨日刺絡の勉強会に参加しました。 初めての飛び込み参加者にも、非常に溶け込みやすい和やかな雰囲気の勉強会で、和気あいあいとしているのに内輪で閉じられていない空気感が漂っていることに、少々驚…

vol.20 漢方鍼医会本部会 9月例会

午前:外来講師講演が午後に組まれているため、いつもと違って今回は実技から。 まずは、腹部に衛気と営気の補法の練習。脈と腹部所見、肩上部の緩み、耳前の拍動がそれぞれの手法に適った変化が出ているかを確認しながら行いました。 続いて小里方式でモデ…

vol.19 東京漢方鍼医会 9月例会

下記の赤い文字の文章に誤りがありました。訂正したものを付記しておきます。ちょっとお恥ずかしいですが、戒めのために間違いは削除せずそのままにしてあります。本日は、午前の講義を欠席し、午後から出席しました。 朝起きたら頭痛がしたので、なんとなー…

vol.18漢方鍼医会9月 臨床家養成講座

午前 第1席 医療面接 新井康弘先生 「患者さんの罹っている疾病(しっぺい)は何か?」を紐解くのが、かつての「(西洋医学的)問診」の目的だった。「医療面接」は、患者さんに辛い思いをさせている(心理的な要素も含めた)病苦は何か?」を紐解くのが目…

vol.17「平戸お灸院を見学」

昨日、治療院を夏休み最後の休診にして茨城県日立市で開業している平戸先生の治療院を見学させていただきに行ってきました! 平戸先生は、専門学校時代の1学年下で、写真同好会の仲間でした。 現在はお灸のみの治療で盛況にされており、当初自宅兼治療院でさ…

vol.16「多賀大社フォーラム'06」

9月2、3日に、和方鍼灸友の会主催の多賀大社フォーラム'06に参加しました。 感想をアップするのが遅れましたのも、参加して得られたものが、例えば明日の臨床に活かせるお得な情報や、技術の進歩や、知識の広がり(それらももちろん含んではいますが)といっ…

vol.15「漢方鍼医会夏季学術研修会」

27、28日の2日間、日本青年館で行われた、漢方鍼医会夏季学術研修会に参加しました。 4年前のこの研修会に初めて参加して、接触鍼というものに初めてちゃんと触れ、しかもその時あった腰痛も楽になり、先生方も優しく初学者を迎え入れてくれ、という経緯があ…

vol.13&14「ツボエクササイズ、唯掌論」

8月3日に「長野仁先生考案 ツボエクササイズ〜唯掌論(ゆいしょうろん)を高める維踵論(ゆいしょうろん)(長野奇経理論)」を、本日は「唯掌論〜効かす手作り・身体作り〜」に出席しました。 どちらの講座も、鍼灸師として必要な身体づくり(手指づくり)…

vol.12「東京漢方鍼医会、7月例会」

午前 「糖尿病‐疾患の基礎知識、漢方医学的病理と治験例」宇野先生 現代医学的な内容もふんだんに盛り込まれた素晴しいレジュメが用意されており、現代医学的な知識のブラッシュアップになりました。 「糖尿病」は多彩な症状が出現する疾患ですが、今回の発…

vol.11「灸法臨床研究会―深谷灸の基礎講義」

お灸のみの治療で開業されている学生時代の1学年下だったH先生とお会いすべく「灸法臨床研究会―深谷灸の基礎講義」に参加しました。H先生は非常に元気そうで、深谷灸の竹筒を改良してオリジナルのものを作成し効果を上げているとのこと。会場では少ししか…

vol.10「皆伝・入江流鍼術〜これを読まずして伝統鍼灸は語れない」

先週の土曜日、長野仁先生による「皆伝・入江流鍼術〜これを読まずして伝統鍼灸は語れない」と題された講習会に出席しました。 内容を思い切りかいつまんで言うと、杉山和一が師事した入江流の鍼の書とその時代背景についての講義でした。 私は白文で古典も…

vol.9漢方鍼医会7月例会

午前 第1席 衛気・営気の手法 森本繁太郎先生 あらかじめメーリングリストで質問を募り、それに答える形で進行。森本先生の言葉はいつも深い。簡潔だが深い。臨床に裏打ちされているから、きっぱりしている。自分が何をどう捉え何をしようとしているか?そ…

vol.8「日本腹診の源流〜これを読まずして腹診は語れない!」

一昨日の土曜日、ちょっとだけ早く治療院を閉めて(扉には『往診中』の札を下げ)、和方鍼灸友の会主催の講習会に行ってきました。 六然社から出ている「日本腹診の源流」の編者である長野仁先生直々の解説です。 この本、出たばっかりの時に書店でぱらぱら…

vol.7「東京漢方鍼医会、6月例会」

午前:治験発表「下痢の治験例」松尾美紀先生。兄弟子にあたるT先生を治療された体験を発表された。 午後:難経講読。八難〜十二難。 ※実技は往診のため早退したので、参加せず。証の呼称の問題。当会での呼称の仕方を統一するようにと、加賀谷先生から。 …

vol.6「石坂流宗家・口伝公開 押手と刺し手と挿管と〜正しい両手挿管〜」

昨日、代々木オリンピックセンターで行われた、長野仁先生の「石坂流宗家・口伝公開 押手と刺し手と挿管と〜正しい両手挿管〜」と題された講習会に参加しました。 以前の職場の同僚が、嬉しそうな文面で、「来週こんな講習会に参加します!」と報告メールを…

vol.5「漢方鍼医会 臨床家養成講座 6月例会」

午前 第1席「往診治療の準備と実際」神岡孝弘先生 神岡先生はまだ30歳(男性)。若いのである。でも往診治療専門で、もちろん漢方鍼治療のみでやっておられる。立派である。私も、往診治療をしているので参考になることが色々あった。 第2席「頭部疾患につい…

vol.4「東京漢方鍼医会、5月例会」

午前:治験発表「急性腰痛の治験例」清水朝次先生。清水先生ご自身のギックリ腰をご自分で鍼をされた体験を発表された。 午後:難経講読。四難〜七難。実技 モデル患者:清水先生「腹部痛」、長谷川先生「腰痛」実技では、高橋祐二先生のご指導を受けながら…

vol.3「漢方鍼医会 臨床家養成講座 5月例会」

先月は入会式と池田政一先生の講演だったので、臨床家養成講座としての研修は今日からでした。午前は高橋祐二先生による「経絡治療の歴史、漢方鍼治療への歩み!」と森本繁太郎先生による「漢方腹診の実際」。午後は入門部、養成講座、研修部の垣根を取っ払…