はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

News&Report

vol.23 東京漢方鍼医会 10月例会

午前:吉本ふみ子先生と私の二人による「不妊症について」 診療所研修をしていた頃、不妊症の患者さんを何名か担当させていただきました。 実際に患者さんと接する前の私の認識は「鍼灸はあくまで補助的な役割にとどまるもので、鍼灸治療を併用する事で現代…

vol.22 『診極図説』新刊記念解説講座

この秋、六然社から刊行される『診極図説』(瀬丘長圭著)の解説講座に参加しました。 2回シリーズの第1回目で、『診極図説』の解説は2回目に行われる予定で、今回は『診極図説』は何故必要か?というお話。 『秘鍼要語集』(岡本一抱著)の解説と腹部の…

vol.21 刺絡の勉強会

日本刺絡学会の講習会に出ている友人が声を掛けてくれ、昨日刺絡の勉強会に参加しました。 初めての飛び込み参加者にも、非常に溶け込みやすい和やかな雰囲気の勉強会で、和気あいあいとしているのに内輪で閉じられていない空気感が漂っていることに、少々驚…

vol.20 漢方鍼医会本部会 9月例会

午前:外来講師講演が午後に組まれているため、いつもと違って今回は実技から。 まずは、腹部に衛気と営気の補法の練習。脈と腹部所見、肩上部の緩み、耳前の拍動がそれぞれの手法に適った変化が出ているかを確認しながら行いました。 続いて小里方式でモデ…

vol.19 東京漢方鍼医会 9月例会

下記の赤い文字の文章に誤りがありました。訂正したものを付記しておきます。ちょっとお恥ずかしいですが、戒めのために間違いは削除せずそのままにしてあります。本日は、午前の講義を欠席し、午後から出席しました。 朝起きたら頭痛がしたので、なんとなー…

vol.18漢方鍼医会9月 臨床家養成講座

午前 第1席 医療面接 新井康弘先生 「患者さんの罹っている疾病(しっぺい)は何か?」を紐解くのが、かつての「(西洋医学的)問診」の目的だった。「医療面接」は、患者さんに辛い思いをさせている(心理的な要素も含めた)病苦は何か?」を紐解くのが目…

vol.17「平戸お灸院を見学」

昨日、治療院を夏休み最後の休診にして茨城県日立市で開業している平戸先生の治療院を見学させていただきに行ってきました! 平戸先生は、専門学校時代の1学年下で、写真同好会の仲間でした。 現在はお灸のみの治療で盛況にされており、当初自宅兼治療院でさ…

vol.16「多賀大社フォーラム'06」

9月2、3日に、和方鍼灸友の会主催の多賀大社フォーラム'06に参加しました。 感想をアップするのが遅れましたのも、参加して得られたものが、例えば明日の臨床に活かせるお得な情報や、技術の進歩や、知識の広がり(それらももちろん含んではいますが)といっ…

vol.15「漢方鍼医会夏季学術研修会」

27、28日の2日間、日本青年館で行われた、漢方鍼医会夏季学術研修会に参加しました。 4年前のこの研修会に初めて参加して、接触鍼というものに初めてちゃんと触れ、しかもその時あった腰痛も楽になり、先生方も優しく初学者を迎え入れてくれ、という経緯があ…

vol.13&14「ツボエクササイズ、唯掌論」

8月3日に「長野仁先生考案 ツボエクササイズ〜唯掌論(ゆいしょうろん)を高める維踵論(ゆいしょうろん)(長野奇経理論)」を、本日は「唯掌論〜効かす手作り・身体作り〜」に出席しました。 どちらの講座も、鍼灸師として必要な身体づくり(手指づくり)…

vol.12「東京漢方鍼医会、7月例会」

午前 「糖尿病‐疾患の基礎知識、漢方医学的病理と治験例」宇野先生 現代医学的な内容もふんだんに盛り込まれた素晴しいレジュメが用意されており、現代医学的な知識のブラッシュアップになりました。 「糖尿病」は多彩な症状が出現する疾患ですが、今回の発…

vol.11「灸法臨床研究会―深谷灸の基礎講義」

お灸のみの治療で開業されている学生時代の1学年下だったH先生とお会いすべく「灸法臨床研究会―深谷灸の基礎講義」に参加しました。H先生は非常に元気そうで、深谷灸の竹筒を改良してオリジナルのものを作成し効果を上げているとのこと。会場では少ししか…

vol.10「皆伝・入江流鍼術〜これを読まずして伝統鍼灸は語れない」

先週の土曜日、長野仁先生による「皆伝・入江流鍼術〜これを読まずして伝統鍼灸は語れない」と題された講習会に出席しました。 内容を思い切りかいつまんで言うと、杉山和一が師事した入江流の鍼の書とその時代背景についての講義でした。 私は白文で古典も…

vol.9漢方鍼医会7月例会

午前 第1席 衛気・営気の手法 森本繁太郎先生 あらかじめメーリングリストで質問を募り、それに答える形で進行。森本先生の言葉はいつも深い。簡潔だが深い。臨床に裏打ちされているから、きっぱりしている。自分が何をどう捉え何をしようとしているか?そ…

vol.8「日本腹診の源流〜これを読まずして腹診は語れない!」

一昨日の土曜日、ちょっとだけ早く治療院を閉めて(扉には『往診中』の札を下げ)、和方鍼灸友の会主催の講習会に行ってきました。 六然社から出ている「日本腹診の源流」の編者である長野仁先生直々の解説です。 この本、出たばっかりの時に書店でぱらぱら…

vol.7「東京漢方鍼医会、6月例会」

午前:治験発表「下痢の治験例」松尾美紀先生。兄弟子にあたるT先生を治療された体験を発表された。 午後:難経講読。八難〜十二難。 ※実技は往診のため早退したので、参加せず。証の呼称の問題。当会での呼称の仕方を統一するようにと、加賀谷先生から。 …

vol.6「石坂流宗家・口伝公開 押手と刺し手と挿管と〜正しい両手挿管〜」

昨日、代々木オリンピックセンターで行われた、長野仁先生の「石坂流宗家・口伝公開 押手と刺し手と挿管と〜正しい両手挿管〜」と題された講習会に参加しました。 以前の職場の同僚が、嬉しそうな文面で、「来週こんな講習会に参加します!」と報告メールを…

vol.5「漢方鍼医会 臨床家養成講座 6月例会」

午前 第1席「往診治療の準備と実際」神岡孝弘先生 神岡先生はまだ30歳(男性)。若いのである。でも往診治療専門で、もちろん漢方鍼治療のみでやっておられる。立派である。私も、往診治療をしているので参考になることが色々あった。 第2席「頭部疾患につい…

vol.4「東京漢方鍼医会、5月例会」

午前:治験発表「急性腰痛の治験例」清水朝次先生。清水先生ご自身のギックリ腰をご自分で鍼をされた体験を発表された。 午後:難経講読。四難〜七難。実技 モデル患者:清水先生「腹部痛」、長谷川先生「腰痛」実技では、高橋祐二先生のご指導を受けながら…

vol.3「漢方鍼医会 臨床家養成講座 5月例会」

先月は入会式と池田政一先生の講演だったので、臨床家養成講座としての研修は今日からでした。午前は高橋祐二先生による「経絡治療の歴史、漢方鍼治療への歩み!」と森本繁太郎先生による「漢方腹診の実際」。午後は入門部、養成講座、研修部の垣根を取っ払…

vol.2「施術を受けに行く。リゾナーレの巻」

昨日、仕事が終わってから、以前の職場の同僚だったMさんがこの春オープンした、びわの葉灸とアロマセラピーとフェイシャルのサロン「リゾナーレ」で施術してもらってきました。私が受けたのはびわの葉灸60分とオプションでフェイシャル30分とフットバス…

vol.1「東京漢方鍼医会」

23日(日)、東京漢方鍼医会の定例会に出席。午前:新年度ということで、会員の自己紹介。治験発表「五十肩」高尾敦先生 午後:難経講読。一難〜三難 実技 4班に分かれ実際に治療をする。漢方鍼医会の本部会は今年で3年目。入門講座を終了し、今年から臨…