はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

vol.7「東京漢方鍼医会、6月例会」

午前:治験発表「下痢の治験例」松尾美紀先生。兄弟子にあたるT先生を治療された体験を発表された。
午後:難経講読。八難〜十二難。
※実技は往診のため早退したので、参加せず。

証の呼称の問題。当会での呼称の仕方を統一するようにと、加賀谷先生から。
下痢のとき津液はどう変動しているか?寒熱の判断がファーストステップ。
病症を無理やり証に当てはめるのではなく、病理をイメージし、選穴し、そして証をたてるべし。
病症を見ずに病体を見るべし。
病症から推測される証と脈が合致してない時は、選穴を変えてみる。治療側を変えてみる。それで駄目なら証が違っているかもしれないので、再検討する。
本治法をしたら検脈は3分待ってから判断するとよい。一時的に脈が良くなっているだけで、すぐ崩れることもあるので注意。