はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

vol.10「皆伝・入江流鍼術〜これを読まずして伝統鍼灸は語れない」

先週の土曜日、長野仁先生による「皆伝・入江流鍼術〜これを読まずして伝統鍼灸は語れない」と題された講習会に出席しました。
内容を思い切りかいつまんで言うと、杉山和一が師事した入江流の鍼の書とその時代背景についての講義でした。
私は白文で古典もまだ読めないし、正直中学の頃から古典漢文は苦手&嫌いだったので、今まで古典に触れるのは避けて避けてきた訳です。
  その理由(言い訳)は
  「古典読んだからって、明日の治療に役立つわけじゃないし・・・」
  というものでした。
しかし、それは大いなる過ちであることに最近気がつき始め(遅い!)、いずれは白文で古典も読めるようにと少しずつ勉強し始めました。
この入江流の鍼の書「入江中務少輔御相伝針之書」は臨床への「使える技術」満載の内容なんだそう。
しかし、今の私にはその有難味がアホなのでまだ分からない・・・
なんだか、やらなきゃいけないことがいっぱいあって頭がフリーズしかかってますが、こつこつ今回の本も読み進めていきたいと思います。