はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

vol.15「力を抜くこと」

昨日は太極拳の練習日。
このところ、せっかく練習に参加しても、重い体を引きずるようにして出かけ、準備運動と型をさらっとやってオシマイなんて情けない状況だった。
昨日は、少し身体を動かせたかな。
型の一つ一つを太極拳らしくしていきましょうか?と先生が仰ってくださり、ひとつひとつをしっかりチェックしていただいた。
個人的な感想をいうと、手首から先の力がいつもより抜けているように感じた。多分このところ手指トレーニングをしているので、手関節から先が筋肉痛なので、物理的に力を入れにくいせいと、体幹部を動かすように意識しているせいかと思う。
「力を抜く」というより、「力が抜ける」ような身体の使い方をするということなのかな?と思った。
後半、ちょこっと推手を。
4つの動きを組み合わせた、少し複雑な推手にも挑戦。
推手は、我が強くては駄目。しかし、相手の動きをしっかり受け止めなくてはいけない。および腰では駄目なのだ。
そこが難しく、近い距離で他人と接する(治療はその典型)際の「間合い」を学ぶには、いいトレーニングになります。