はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

vol.16「吐き気に裏内庭」

昨晩、このところの急な気温の低下のせいか「あれ、風邪を引いたかな?」という症状が出た。
頭痛(側頭部→後頭部→前額部へと移動)、吐き気(&胃部不快感、食欲不振)、やや寒気などなど。首や肩の凝りはない。喉や鼻も平気であった。
昨日は昼に軽く食べたきりで、夜11時まで仕事をしたので、吐き気はあるけど、吐くものは何も残っていない状態。
とにかく吐き気を止めたくて、本治法うんぬんする以前に、食中毒の特効穴である裏内庭は、こういうのは効かないものか試してみようと思い立った。
症状があるときはいくらすえても熱く感じないと聞いてはいたが、本当に熱くない!
これには、びっくり!
本当に熱くないんだなあと実感。
右は20壮ぐらい、左は10壮ぐらいすえたところで熱く感じ始め、終了とした。
これが、見事に吐き気がおさまっているのだ。
「何か食べれるかも・・・」そう思い、妹にうどんを柔らかく煮てもらい食べた。
ぺろりと食べられてしまった。
食べ終える頃には頭痛も治まり、本治法もせず就寝。
辛いときに、自己治療しようという気持ちの(頭の?)余裕が今まではないことが多かったのだけれど、楽になると喜びもひとしおです。これからはバンバン自己治療しようという気に改めてなりました。