「漢方」の保険適用外問題について
今回の事業仕分けで「漢方」が保険適応の対象外とされたとの報道が、その後迷走しているように見受けられます。
今後、どのように議論されどんな結果に着地するのか見守っていこうと思うのですが、状況を整理する意味でアーカイブ(そのうちリンク切れしちゃうかもしれませんが)を残しておこうと思います。
ウェブでの報道
はてな匿名ダイアリー
今回、保険の適応外にするという問題が浮上したそもそもの理由は「漢方薬にエビデンスはあるのか?」という問題にあると私は理解しているのですが、この議論はずーっとなされてきたもので、各方面の政治的な力比べも絡んで一筋縄ではいかないようです。
これを機会に政治力のぶつかりあいではなく、患者さん本意の議論がなされることを望みます。
※漢方薬のエビデンスについてはJIM(Jouenal of Integrated Medicine)の2009年10月号の記事が参考になります。
大きな書店に置いてあります。
西洋薬のデザインを漢方薬の臨床試験に適用すること自体が無理があるんですよね…
この号には鍼灸のエビデンスについての記事も載っていて、というかそちらを目当てに購入したのですが、執筆者はあの高岡裕先生*1です。