はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

お腹に「気」が入った?

本日、午前中にいらした患者さんとのやりとり。
患者さん:「前回の治療で、お腹に気が入りましたよね?」
わたし:「???」
患者さん:「いつもの治療ではふわーっとした感じにはなるのだけれど、前回の治療ではお腹に気が入ったっていうか、お腹が温まって、月経のときもいつもほど冷えなかったんですよ。」
わたし:「そうでしたかー」
患者さん:「なんというか、今まで働いてなかったところが動き出したっていうか、スイッチがオンしたっていうか、そんな感じです。」
わたし:「そうですか」

わたしは普段そんなに「気」という言葉を使って説明したりしませんので、この患者さんは「気」という言葉や世界観はわたし経由ではなく、何か他のルートでお知りになったのだと思います。

前回、治療内容をこれまでと変えたわけではなくて同じ治療をしているのですが、患者さんの身体の側の反応が変わってきたということでしょう。

「気」がお腹に入ったかどうかはさておき、「今まで働いていなかったものが動き出した」という感覚はいいんじゃないかなあと思いました。