はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

vol.23 東京漢方鍼医会 10月例会

午前:吉本ふみ子先生と私の二人による「不妊症について」 診療所研修をしていた頃、不妊症の患者さんを何名か担当させていただきました。 実際に患者さんと接する前の私の認識は「鍼灸はあくまで補助的な役割にとどまるもので、鍼灸治療を併用する事で現代…

vol.20「千葉市美術館へ『浮世絵に見る薬と病い』を見に行く」

某ブログ上で、Y女史お勧めの『浮世絵に見る薬と病い』を早起きして見に行ってきました。 それなりの教養がないと(なんでもそうなんだろうけれど)面白味が半減なんだろうなあと、この展示会の面白さを少ししか味わえなかった私は思いました。 しかし、先生…

vol.22 『診極図説』新刊記念解説講座

この秋、六然社から刊行される『診極図説』(瀬丘長圭著)の解説講座に参加しました。 2回シリーズの第1回目で、『診極図説』の解説は2回目に行われる予定で、今回は『診極図説』は何故必要か?というお話。 『秘鍼要語集』(岡本一抱著)の解説と腹部の…

vol.21 刺絡の勉強会

日本刺絡学会の講習会に出ている友人が声を掛けてくれ、昨日刺絡の勉強会に参加しました。 初めての飛び込み参加者にも、非常に溶け込みやすい和やかな雰囲気の勉強会で、和気あいあいとしているのに内輪で閉じられていない空気感が漂っていることに、少々驚…

vol.19「生煮えの鍋・・・」

9月24日の日記「東京漢方鍼医会 9月例会」の文中に誤りがありました。 日記内に誤っている文章はそのままに(自らさらし首の刑です)、訂正を付記してあります。 せっかく、先生方に教えていただいても頭の中が時々フリーズしてしまい、未消化になりがちな状…

vol.18「医道の日本10月号を読んで・・・」

今月の医道の日本は、特集が「頚椎症と鍼灸治療」でした。 いつもだと、現代医学的な治療をする先生と古典的治療をする先生の両方バランスをとって執筆依頼がされているのですけれど、今月は古典的治療をする先生の執筆はなし。私が古典的治療をやっていこう…

vol.20 漢方鍼医会本部会 9月例会

午前:外来講師講演が午後に組まれているため、いつもと違って今回は実技から。 まずは、腹部に衛気と営気の補法の練習。脈と腹部所見、肩上部の緩み、耳前の拍動がそれぞれの手法に適った変化が出ているかを確認しながら行いました。 続いて小里方式でモデ…