はりきゅう日和 

東京 代々木の鍼灸院 SO:UN+DO ひらち鍼灸院の日々雑録

 「病と医療−江戸から明治へ」

国立公文書館へ平成20年春の特別展「病と医療−江戸から明治へ」を見に行きました。入場無料なのですが、立派な図録が手渡されびっくり。展示内容はというと・・・正直「えっ、これだけ?」という感じ。病の記録、養生、医者と薬についての文書がほとんどで鍼灸…

 齒はいのち! 笠茂 享久 著

咬合の治療に整体の手法を取り入れている先生が書かれた本。副題は「気持ちよく噛めて身体が楽になる整体入門」である。 私が「整体」という言葉からイメージしたのは、顎關節に対するアプローチだったり、脊椎の歪みを矯正するようなものだったのだけれど、…

 おかげさまで2周年を迎えました

4月6日をもちまして、2周年を迎えることが出来ました。 なにぶん一人でやっておりますので、(予約の電話が繋がりにくいなど)ご不便をおかけすることもあったかと思います。 患者のみなさんのご理解あっての現在と感謝しております。 さらなる治療技術の向…

 4月の休診日

4月の休診日をお知らせ致します。 6日(日) 13日(日) 20日(日) 27日(日)、29日(火・祝) ※木曜日は午後2時からの診療となっております。ご注意ください。

嘘がつけないとウツになる! 酒井和夫 著

今日はエイプリルフール。 皆さんはイケてる(相手をちょこっと幸せにしたり、脱力させたりするような)嘘をつけましたか? 嘘つながりということで、こんな本をご紹介します。 良い嘘をつけると副交感神経が優位になってリラックスする?(あくまで?つき)…

明けましておめでとうございます

ご挨拶がだいぶ遅れてしまいました。 明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年は昨年好評だった生姜湯とバスソルト(みかん、ヒノキ、ラベンダーの3種)のいずれかを来院された患者さんへ差し上げております。今年は…

vol.39 鍼灸祭

一昨日、湯島聖堂にて第28回 鍼灸祭が開催されました。 当日は文字通りの五月晴れ。会場からあふれ出るほどの参加者が集まり、艾の燃える匂いが漂う中、荘厳に式が進行していきます。一般参加者も拝礼することが出来ましたので、「いつも、ありがとうござ…

vol.35 映画「地球交響曲第6番 」を見ました

先週の日曜、漢方鍼医会の本部例会で新井康弘先生が紹介されていた、映画「地球交響曲第6番」を、本日の午前中に見に行ってきました。映画のサブタイトルは「全ての存在は響き合っている」。当院の屋号であるSO+UN:DOには英語のサウンド(sound)の意も含ま…

 vol.47 「診極図説 第3回」 長野 仁 先生

「『診極図説』の解説」というだけにとどまらず、そもそも腹診は「いつ?どこで?誰が?何のために?」起こったものなのか、その起源と思想を紐解いていくという非常にディープな内容でありました。さらに、その時代背景や登場人物たちの相関図などにも当然…

 vol.46  大師流小児はり 初心者講習会

小児鍼といえば大師流。各流派や個人で、てい鍼を用いた独自の小児鍼を工夫してされている先生は多いと思うが、大師流の谷岡先生ほど多くの患者さんに触れている鍼灸師はいないだろう。大師流を知らずして小児鍼は語れず。そう思い、東京で初心者講習会が開…

 vol.45  身体作り講座

※さすがにノートをとっていない実技の講座は、2ヶ月以上経つとどう書いてよいやらです。ですので、今回も内容は割愛。感想のみ!今回は、身体作りしながら患者さんの運動指導のネタも一緒に仕込んでしまおうという欲張りな内容で患者さんの健康増進にも安心…

 vol.44  第1回伝統医学史セミナー in 京都

※2ヶ月以上経っての更新となってしまいました。具体的な内容はざっくり割愛してます(爆)。雰囲気が少しでも伝わればいいかなーと思います。曲直瀬道三と御薗意斎が活躍した地、京都で開催された「第1回伝統医学史セミナー」に参加しました。参加するかどう…

 vol.43 『杉山眞伝流』中之巻 勉強会 第3回

四月ということで、今月から参加されている方への説明として本勉強会の趣旨の説明からスタート。 大浦先生は「まあ、自分の勉強のために…」とニコニコ顔で切り出された後、少し表情を引き締めてこう仰った。 「『杉山眞伝流』には現在の臨床に役に立つ情報が…

 「双雲堂の本棚」更新記事

3月10日 vol.37 『杉山眞伝流』中之巻 勉強会 第2回 3月18日 vol.39 「鍼灸治療院繁栄の秘訣」@東京&身体作り 4月 1日 vol.41 腹診を基礎とした太極療法 南 利雄先生 をアップしました。

 記事のお引越し

「はりきゅう日和」に記載していた研修会の参加記録をこちらに引っ越すことにしました。

 1周年を期にリニューアルしました!

おかげ様をもちまして、4月6日に開院1周年を迎えることが出来ました。 これもひとえに皆様方のご支援ご愛顧の賜と心より感謝いたしております。 さらなる臨床技術の向上と皆様のご健康に貢献すべく、決意を新たに努めていく所存でございます。 今後ともよろ…

記事を引っ越します。

今後は双雲堂の本棚にて[News&Report]の記事を更新していく予定です。追記:2009年8月末にて「双雲堂の本棚」を閉鎖することにしました。[News&Report]カテゴリの内容はこのサイトにて記事を更新する予定です。

 vol.42 漢方鍼医会本部会 4月例会

午前:第14回学術総会 会長講演 「伝統医学について」福島賢治先生 正直に書きます。 会長講演の前の総会で司会の大役を仰せつかってしまい緊張していたのと、前日も23時まで往診していたので、任務終了し椅子に座ったとたんほっとしたのか、猛烈な睡魔に襲…

 vol.41 腹診を基礎とした太極療法 南 利雄先生

経絡治療の大家も、中医学の老師もよくよく見るとみんな「反応点治療」をやっている! 「お腹という誰がやっても、自分が施術を受けても、その変化の確認が容易な部位を用いての太極療法をマスターすれば、卒業したてのほやほや鍼灸師だって、そこそこ治せる…

 vol.40 東京漢方鍼医会 3月例会

午前:症例発表「脳脊髄液減少症の治療と一症例」 演者:平地最近TVなどでも取り上げられ知られるところになった「脳脊髄液減少症」という疾患がある。 交通事故による鞭打ち損傷の後遺症や外傷後の不定愁訴などで、実は「脳脊髄液減少症」だったという潜在…

 vol.39 「鍼灸治療院繁栄の秘訣」@東京&身体作り

寄金丈嗣先生による福岡での講演の再演です。 福岡にも参加して、この東京講演にも参加した人が11名いたそうですが、私もその一人。 「テーマは同じでも、同じ話をする訳ない!」と みんな思っていたのだと思いますが、出だしのマクラも違えば、中身のエッセ…

 vol.38 漢方鍼医会本部会 3月例会

午前(訳あって欠席。一応演題だけ記載しておきます) 「脉状診について」 福島賢治先生 「腹部疾患の治療-2」 二木清文先生午後 取穴「膀胱経」 指導:二木清文先生 委中、委陽の取穴する際のポジショニング要注意。膝を屈曲させて穴をしっかり出させること…

 vol.37 『杉山眞伝流』中之巻 勉強会 第2回

※受講から一ヶ月以上経ってしまいました(^_^;)。 ノートを見ながら覚えている範囲で書いてみます。 テーマ「中之巻第二」85病症 「中之巻第二」は2代目総検校・三島安一の撰によるもので、九十六術を駆使した85の病症が述べられている。これに対応するのが3…

vol.34 太極拳練習 「推手!推手!」

いつも型を中心に、ちょこっとだけ推手というバランスなのですが、前回に続き推手中心の内容となりました. 初めに鄭氏37式の第一段を先生に見ていただきました. 「骨盤が前に向いていないですね〜」(自分ではちっとはましになったつもりでいたのですが・・・…

 vol.33 代々木公園の桜

今朝、ちょっとだけ早起きして代々木公園に散歩しに行ってきました。 そうしたら、ピンク色の塊が目に飛び込んできました。 桜です! 色が河津桜に似ています。 早咲きの種なんでしょうが、今年は早いですねー。

 vol.36 東京漢方鍼医会 2月例会

今月は、午後からの橋上先生の発表に関連し、肺と心の生理について復習するところからスタートです。 というか、午後の実技も主訴は咳でしたので、一日を通じて一貫性のある内容となりました。 午前 「肺と心の生理について」 吉田先生 まず、入門講座で受け…

vol.35 「世界を知る」講座 正木晃先生 第2回

第2回のテーマは「ブッダと仏教から読み解くインドの歴史」です。 90分という短時間で、ブッダの誕生からチベットや中国、そして世界へ普及していくまでをダダーッとランニング! 正木先生は密教がご専門だけに、かなりしゃべり足りない様子でしたが、終了時…

 太極拳代々木教室来月スタート!

いよいよ来月から太極拳代々木教室がスタートします。 やっとスタート出来ます。 嬉しいです。詳細につきましてはこちらをご覧下さい。 太極拳代々木教室「太極拳て?」てな方へ、どんなことをやっているのか追々アップする予定です。

 vol.32 梅祭り

祝日につき、休診とさせていただき、世田谷梅が丘の梅祭りに行ってきました! 暖冬の影響で花は盛りを過ぎて、だいぶ落ちていましたが、町内会の人の出店などがあり、お祭り気分を満喫できました。 それにしてもすごい人出でした〜。